国立国際美術館「草間彌生 永遠の永遠の永遠」

 私の中では唯一、瀬戸内海の直島(←公文式教育で有名なベネッセの創業者の方が私財を投じた現代アートの島として有名)にあるカボチャのオブジェを知っていたのですが、今回、大規模な個展ということで見に行ってきました。
 まず、建物の前から既に斑点模様のキノコ?のようなものがそびえ立っており、草間ワールドがいきなり全開になっていました。
 展示では、3箇所で写真撮影が可能という太っ腹な展示があったり、絵画あり彫刻ありと作者の頭の中を覘いている感じを受けました。特に、鏡に覆われた部屋では、まさに、作者の頭の中という感じがしまして、奇妙な感覚になりました。
 解説によれば、草間さんは幼少のころの幻覚をきっかけに絵画を描き始めたそうで、まさに、前衛という表現であり、私にはいまいちよくわからなかったというのが正直な感想です。