2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

相国寺承天閣美術館「円山応挙展」

今回初めて集中して円山応挙の作品群を見ることができたのですが、円山応挙という人は非常に幅の広い多岐な作品を残しているというのがはじめてわかりました。屏風絵や掛け軸なんかのイメージだったんですが、後ろから明かりを灯すと提灯や星空がきらめく趣…

国立国際美術館「工藤哲巳・回顧展」

私が、この国立国際美術館へ行くようになってから初めて知った作家なのですが、今回、大規模な回顧展が開かれるということで見に行ってきました。 入口に「初めて目にする方は表現方法に驚かれるかもしれません」というような旨の注意書きがありました。私の…

京都高島屋「土門拳展」

昭和を代表する写真家。土門拳の戦前から高度成長期までの「子供」に被写体を絞った展覧会でした。社会の鏡である子供の世界。戦前の都市部と農村の格差、戦争中の子供目線で見た学校、戦後の混乱期に厳しい環境下においてもたくましく生活費を稼ぐ子供、高…