京の冬の旅 非公開文化財特別公開「智積院」

 続いて、七条まで移動して真言宗智山派の総本山「智積院」に長谷川等伯や堂本印象の作品を見に行ってきました。
 以前に京都国立博物館で開催された「長谷川等伯」展を見に行ったときはガラス越しで作品を見たのですが、今回は、ガラス無しで見ることができてよりじっくりと見ることができました。また、来賓用の「宸殿」では堂本印象や田渕俊夫の作品を見ることができました。特に堂本印象の作品は、お寺としてはモダンな作品なんですが、それでも、部屋にマッチしているのは不思議です。やはり、戦国の世から京都には新進気鋭の流れが脈々と受け継がれているんだなと感じます。