京都高島屋「遠藤湖舟 写真展 「天空の美、地上の美。」」

 続いて京都に移動して、京都高島屋で遠藤湖舟 写真展 「天空の美、地上の美。」を見てきました。こちらでは、遠藤湖舟さん本人が来場中でなにか、観覧者と作品とを見比べながら、メモを取っておられました。で、展示の内容としては、天体写真(月など)や東京の川の水面の風景であったりと普段何気なく見ている光景をファインダーで切り取ると、まったく違う視点が現れるのには驚きます。

大阪高島屋「細見美術館 琳派のきらめき」

 先週見てきた美術展のレポートです。
 琳派400年と銘打って京都で今年開催されている関連企画の一つの展覧会が大阪高島屋に移動して開催されていたので見に行ってきました。まぁ、驚いたのはそのコレクションの質の高さ。これまで、何回か細見美術館は訪れているのですが、これだけ琳派に絞った展示は見たことが無く、その中でも、酒井抱一の作品群は琳派の中でも抜きん出た感じがしました。かなり見ごたえのある展覧会でした。

ご無沙汰です

 1ヶ月ほどBlog更新を休んでしまいました。なんか、やることが多くてねー。しゃあないです。代わりに、会社のFacebookを毎日更新しています。で、お知らせといたしましては、人事異動で今度は、移動販売業務から宅配業務へ異動する事になりました。まったくやったことのない仕事なので、どんなものなのか?わからないんですが、新しい事をやらせてもらえるのはありがたいと思います。利用者の方に喜んでもらえるように頑張りたいと思います。

妙心寺 三門・衡梅院

 続いて、7分ほど歩いて妙心寺に移動し、これまた特別公開の三門と塔頭の衡梅院を拝観に行ってきました。三門は年一度公開されているようですが、なかなか、その日に訪問するのは難しいと思います。で、肝心の三門の内部ですが、驚くほど極彩色に飾られた空間で、また、十六羅漢像など見事な彫刻が安置されており、見ごたえがありました。また、塔頭の衡梅院では、中興の祖といえる雪江宗深師の開山なんですが、その内部の庭もモダンな庭で*1興味深いものでしたが、特に興味深かったのは、この妙心寺という禅寺の発展の基礎を築いた雪江宗深という人の先見性。トップ人事を輪番制にすることや、お金の流れをきちっと帳簿につけるようにと指示したことなど*2、話を聞いているとただ単に宗教者というだけではなく、経営者的な視点も持ち合わせた人物だったようです。
 それにしても、この妙心寺。非常に大きな伽藍で、ゆったり過ごせる場所ですね。春や秋は訪問には良いように感じました。

*1:島根県足立美術館の庭を作った小島佐一氏の作

*2:明治の手前まで約400年間のお金の出入りが帳簿に保管されている

京都冬の旅「龍安寺 仏殿・西の庭」

 OKUMUと14日(土)に京都へ非公開文化財の拝観に行ってきました。まず、右京区龍安寺に仏殿・西の庭の特別公開を見に行ってきました。以前にも訪問したことがあるんですが、そのときは有名な石庭を見たので、今回はさらにその奥の庭を見ることができるというので行ってきました。
 説明を聞いていると、この仏殿と西の庭は意外と作られた時期が新しいもので、江戸時代という話が聞けました。その中に、歴史の教科書にも登場する細川勝元の木像が一番見ごたえがありました。これも、実は江戸時代の作品だったことを初めて知りました。

高校の同級生と新年会

 毎年恒例の同級生との忘年会が昨年は都合が合わずにできなかったので、今年明けて新年会をやりました。知らない間に、自分自身もみんなも歳を取ってなんか責任がある立場の者が多くなってきてるのに驚きました*1。世間的にはそんな年齢なんだなぁと客観的に思ってしまった新年会でした。
 

*1:まぁ、自分はまだそんな立場じゃないんですが

滋賀県立近代美術館「滋賀近美 30年の至宝展」

 約1週間ほど無料で開放される今回の展覧会。実は、以前にNHKの日曜美術館テレビ東京系列の美の巨人たちで放送された速水御舟の「洛北修学院村」が公開されるので見に行ってきました。行ってみて驚いたのは速水御舟だけではなく、横山大観、下村観山、菱田春草前田青邨などなど近代日本画を代表する作家たちの名品が一同に見ることができてかなり圧巻でした。都合があえば、ぜひお勧めする展覧会です。