京の冬の旅 非公開文化財特別公開「智積院」

 続いて、七条まで移動して真言宗智山派の総本山「智積院」に長谷川等伯や堂本印象の作品を見に行ってきました。
 以前に京都国立博物館で開催された「長谷川等伯」展を見に行ったときはガラス越しで作品を見たのですが、今回は、ガラス無しで見ることができてよりじっくりと見ることができました。また、来賓用の「宸殿」では堂本印象や田渕俊夫の作品を見ることができました。特に堂本印象の作品は、お寺としてはモダンな作品なんですが、それでも、部屋にマッチしているのは不思議です。やはり、戦国の世から京都には新進気鋭の流れが脈々と受け継がれているんだなと感じます。

京の冬の旅 非公開文化財特別公開「頂妙寺」

 冬は大型の美術展は無いのですが、文化財の特別公開がありまして、今回はまず、2箇所拝観に行ってきました。まず、京阪の三条駅から少し歩いた所にある「頂妙寺」です。こちらは、日蓮宗のお寺なんですが、何度も火災にあって消失したりと受難の多かったお寺なんですが、ここに俵屋宗達たらしこみ技法を使った牛の絵があるとの事で見に行ってきました。実物を見ると思っていたよりも小さなものでしたが、たらしこみ技法を使った見事な牛でした。

昨年見た展覧会のベスト3

今年は、京都で狩野派展やルーブル美術館展など大型企画があるので、楽しみな一年になりそうですね。

初売り

 2日に懸案だった新しいダウンジャケットが欲しくて、大阪高島屋へ行ってきました。で、着いて驚いたのは既に欲しいサイズが完売していたこと。店員的にはワンサイズ下の物を勧めてくれたりしたんですが、やっぱり当たり前ですが、ワンサイズ下のものは小さいんですよね。とりあえず、もうひとつ別に欲しかったものは高島屋で購入しました。
 で、考えたのは、あべのハルカス近鉄に残ってるんじゃないかということ。で、早速移動して店頭を見ると残ってました(笑)。聞いてみると、最後の一着だったとの事。まぁ、今年は12月から寒さが厳しかったんで、よく売れたんでしょう。それに、店員の話しと自分の感じたことを総合すると、阿倍野近鉄では開店時はかなりの入客だったようなんですが、やはり福袋目当てという人が大半だったようで、おかげさまで欲しい商品が残っていたようです。まぁ、オーバーストア状態というのもありますが、地域性というのはかなり大きいように思いました。

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

年末は、初めての移動販売での年末商戦を経験し、いろいろ勉強することの多かった年末でした。

で、年明けて元旦からやってきた大寒波の中、近所の神社へ初詣。ここ数年毎年元旦に初詣に行って思うんですが、年々初詣の参拝者が増えているような気がします。地元へ帰ってくる人が多いのか?地元への愛着のようなものが増えているのか?ちょっと良くわかりませんが、それでも、思っている以上に参拝者が多かったです。

あと、これも毎年恒例の「おみくじ」ですが、今年は何年振りでしょうか?大吉でした。まぁ、だからってなんてないんですが(笑)

最近聴いた音楽

  • One Direction「Up All Night」
  • Norah Jones「Little Broken Hearts」
  • Billie Joe & Norah「Foreverly」
  • Eminem「The Marshall Mathers LP 2」
  • Omar Souleyman「Wenu Wenu」
  • Los Lonely Boys「Revelation [Bonus Track]」
  • 中島みゆき「問題集」
  • Lady Gaga「Artpop [Bonus Track Version]」

京都府京都文化博物館「野口久光シネマ・グラフィックス 」

 続いて京都へ移動し「野口久光シネマ・グラフィックス 」展を見てきました。この野口久光という人物については初めて知ったんですが、マルチな活動をされていたようで、映画のポスターに限らずジャズなどにもかなり造詣が深い方だったようです。特に、パンフレットにも採用されている「大人はわかってくれない」の映画ポスターの日本版のものは、監督であるランソワ・トリュフォー自身が大絶賛し、その死後に刊行された追悼本の表紙を飾るほど本家のポスターを上回る映画の本質を表現した見事なポスターだったという事にも驚かされました。
 それにしても、これだけの偉業を成し遂げた人物にもかかわらず、私を含め普通は知っている方は少ないんではないでしょうか?このような、「光を当てる」企画に今後も期待したいと思います。