「コロー 光と追憶の変奏曲」

 神戸市立博物館にて「コロー 光と追憶の変奏曲」を見てきました。だいたい、1830〜60年ごろに描かれたものが中心なのですが、後のルノアールやモネ、ゴッホピカソなどといった有名な画家に大きな影響を与えた作品であり、今のこの時代状況下において鑑賞する意義があるのではないかと感じたところもあって見てきました。
 今回一番感じたのは人物画なんですが、人物の一瞬垣間見せる不安を見事に描かれていました。この普遍的な内面を描かれたことによって、後年の画家に影響を与えたんでしょうね。