ドキュメント「オバマとマケイン」を見て

 丁度、オバマ時期米国大統領の当選が確実になったという日の夜中に、NHKで深夜にBSで放送されたドキュメントの再放送があり、録画していたのを見ました。
 興味深かったのは、オバマ氏の演説で「黒人も白人もヒスパニックも共和も民主もなく、あるのは一つのアメリカである」という象徴的な繰り返し使われたフレーズが、実は、元々の地盤であるシカゴにおいてごくごく初期(大統領選に出るという段階ではなく、市議会議員として活動中のころ)のころから使っていたいわば「18番」のセリフであるということを、選挙ブレーンの一人がインタビューで答えていたことでした。
 要するに、初期のころから使っていたフレーズが時代的にマッチしたというのが現実として描かれていたわけですが、では、大統領になって実際の行動はどうなるのか?を考えると、どうやらごくごくベターな慎重であり堅実な政策を行っていくというのが予想されるというのがドキュメントを見ての感想です(実際、いろんな論評やレポートなんかも「ごくごくベターな政策」をおこなうだろうというのが大半のようです)