上村松園・松篁・淳之 三代展

 大阪高島屋にて、上村松園・松篁・淳之 三代展を見てきました。血がつながっているとはいえ、3者3様の画風・作品となっていました。上村松園美人画というのが有名だという事は知っていたのですが、自分が想像していたような美人画というものではなく、「品のある普通の人」という感じがしました。本当の美とはうわべではないということでしょうか。
 上村松篁は小さな自然を主題に置いたものが多いように感じました。特に、ウサギが描かれている作品は印象に残りました。
 現在もご存命の上村淳之さんは、聞いた話では鳥を観察するために多くの鳥を飼っているそうです。まさに「写実」の作品でした。