防犯に関する店内放送

 私のバイト先ではこの年末の時期に入って、とうとう店内放送で「警察の要請により、万引き防止のため、防犯カメラでの画像の撮影、保安員の巡回を行っている」旨の放送が流れるようになりました。
 以前に読んだ、「百貨店の時代 西谷文隆 産経新聞出版」にもあるように、本来は、お客さんに不要な気遣いを掛けず、かつ、お客さんの安全を確保するため、警戒をする方法として隠語の使用例えば、「お買いまわり中の◆◇様、□●様より問い合わせのお電話が掛かっています」というように、通常のお客さんではわからないように「万引きに注意」というような隠語が使われているわけです。
 元々、バイト先でも同様の隠語を使用していたのですが、とうとう直接的な放送を行わなければいけない状況になってしまったということなんでしょう。なんとも複雑な気持ちです。