あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。今年もよろしく願いいたします。

さて、年末年始は旧友と会ったり、初詣に行ったりといつものごとくだったんですが、今年大きく感じたのは「年末年始」という感覚、昔小さいころはあった「なんだか楽しい」感が今年は一切無かったことです。年末もいつものごとく、年始もいつものごとく、これっていったいなんなんだろう?と考えてみたんですが、スーパーも一日から営業していたり、というように正月というイベントとはなんら関係が無い、いつもの日常が年末年始も行われているというのが原因なのかなと思ったり、自分自身が歳を取ってしまったからなのか?と思ったり、未だに原因はつかめていません。
 しかし、今回年末年始で友人の話を聞いてみると、2つ共通していたのがありました。
 一つは私と同じく「正月感」が無くなったという点。友人の一人なんか、「別に鏡餅なんかいらないではないか?」という強硬論を語っていましたが、実際問題、そこまでじゃなくても「おせち」料理なんかや正月用の「かまぼこ」なんかは昔ほど買う人は多くないと思います。また、鏡餅に関しても、鏡餅にグリコのおまけのように「干支の人形」が付いたものが売られていたりと、もはや「鏡餅」本来の「お正月様を迎える」というものではなく、クリスマスツリーと同じ「オブジェ」化しているのが現実です。
 2つ目は、「忙しいからお金を消費する場面が無い」という点。代わりに、車にお金を掛けているという友人が複数いたのは結構驚きでした。逆に言えば、なんとかお金を使える場面を作ってやりさえすれば、車から他のものに消費するようなる可能性があるってことなんで、案外、今年はこの「男が忙しくても欲しいものが買える」というのがキーワードの商品がブレイクするのかもしれません。