京都市美術館「須田国太郎展 没後50年に顧みる」

 今回はじめて知った画家の人のなんですが、日本の風土にあった洋画を作ることに人生を捧げた画家だそうです。ヨーロッパの写生旅行の時に描かれた作品と、帰国してからの日本で制作された作品を見比べてみると日本というのは洋画にはあまり向かない部分が多いのかな?という感じを受けました。
 で、この展覧会と関係ないんですが、美術館の帰りに海外の観光客の人に英語で声をかけられて、建物を背景に写真をとって欲しいという依頼を受けて、シャッターを押してあげました。その後に、「このバス停からは100系統のバスは出ますか?」と聞かれたので、「Yes.京都駅へ行くの?」と尋ねると地図を出されてどうやら三十三間堂へ向かうらしいというのがわかり、バス停の時刻表と腕時計を指さしながら「49分に来るよ」と教えてあげました。はっきり言いまして、相手の人の英語が簡単かつわかりやすい発音だったんで、どうにか私でも聞き取れたんですが、聞き取れてもこちらは英語を話せないんで身振り手振りでようやく伝わりました。まさか、こんな場所で英語力を痛感するとは思ってもみませんでした。