大阪高島屋「生誕130年 川瀬巴水展」

 以前にNHK日曜美術館で放送されていた版画家で、無くなりゆく江戸から明治初期の全国各地の風景を版画で残していった川瀬巴水の展覧会でした。行ってみて驚いたんですが、だいたい、百貨店の展覧会は年配の観覧者が多いんですが、今回は非常に幅広い年齢層の方が見に来ていました。
 肝心の展示作品も何か懐かしさを感じる(とはいっても過去に体験したことの無い、風景ばかり)ものばかりで、非常に郷愁を誘う作品にあふれていました。人々の中にあるユートピアを表現しているというんでしょうか?結構、じっくり鑑賞しました。