京都・春の非公開文化財特別公開

 毎年、春と秋に行われている(夏と冬も規模は小さいながら行われています)期間限定の特別公開。過去には冷泉家などを見てきましたが、今回は、長谷川等伯派の作品が公開されるということで、妙蓮寺と本隆寺を見てきました。
 どちらのお寺も住宅街の中に思ったよりも大きな伽藍を持った寺院で、境内に入ると外の喧騒がうそのような感じがします。
 肝心の作品ですが、やはり長谷川等伯一派の作品は凄かったですね。また、妙蓮寺のちょっとした「秋の間」という名前の小部屋のような部屋にも驚くべき素晴らしい作品があったり(自然光だけでの鑑賞でしたが、秋の日の満月の時期の月光で鑑賞するとかなり綺麗であろうと創造できました。)と結構思っていたよりも豪華な展示となっていました。
 今度の秋の公開時期にも、この特別公開だけに絞ってゆっくりと鑑賞するのも良いと思った一日でした。