「20世紀の始まり ピカソとクレーの生きた時代」展 兵庫県立美術館

スルット関西3Dayパスの期限ギリギリ(期限が10まで)の今日、展覧会を2つ見てきました。まずは、1つ目の「20世紀の始まり ピカソとクレーの生きた時代」展の感想です。

ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館(私はこの州の名前自体を初めて聞きましたが、デュッセルドルフ←これなら聞き覚えがある!がある州だそうです。)が改修のため休館中なのでこんかい大量に所蔵作品を展示できたとの事。ちなみに、タイトルには「ピカソ」と入っていますが、実際には6点の展示で、他にはマティスシャガールなんかが展示されていました。

ほぼ全体的に抽象画なので、正直凡人にはわからない作品がほとんど(爆)でした。解説の方も

解体されてしまっており、何が描かれているのか難解である

とはっきり書かれている作品もあったりとなかなか芸術は難しいです(笑)

それでも、有名な作品(まぁ、私でも教科書なんかで見たことがある作品ですね)は何点かありまして、たとえば、ピカソの「鏡の前の女」なんかは明らかに他の作品とは違うオーラが出ていました。解説によるとピカソの恋人とのことでしたが、なるほど、優しい感じが絵から出ていました。

また、クレーという人は今回初めて知りました。ピカソ同様、キュビズムの画家のため私にはどこに手があって足があるのか?よくわかりませんでした。その中でも、一点、四隅に顔や手や足がばらばらに描かれた上で中央にハートが描かれている絵があったのですが、これは不思議な暖かさを感じる絵でしばらく立ち止まって見てしまいました。