国立国際美術館「長沢英俊展(オーロラの向かう所)」

 本日(11月12日)は、「天皇陛下御在位20年記念」ということで、入館料が無料!となるので、この際と思って行ってきました。で、感想ですが、私には合わなかったというところでしょうか(苦笑)。とはいえ、以下の作品は「おぉ!」と伝わってきました。

  1. 「オーロラの向かうところ」これは、本当に「おぉ!」というのが実感です。最初、入り口付近が真っ暗(本当に真っ暗)で内部に進むほど奥から微かな光が差し込んでおり、眼が慣れてくるにつれて、48本の柱にぼんやりと光が当たり、見事な白と黒のコントラストが現れます。本当に、光と影の世界というかしばしの時間鑑賞してしまいました。
  2. 「蝶の木」単純な大理石の柱を少し傾けてみると不思議と大理石に動きが出てくるという作品。ホンの些細な変化から新しいものが生まれるということだと感じました。