大阪の百貨店初売りに行ってくる

 昨日、難波方面の初売りに買い物に行ってきました。昨年の経験から別に福袋を買うわけではないので早くから行く必要が無いが、どうしても欲しいものは正月三が日中に行かないと売切れてしまうという経験から(昨年は自分自身はコート買ったんですが、妹が中盤以降に買い物に行くと既に売り切れ状態だったということ)、とりあえず、欲しいものは初日って事で行ってきました。
 昼ごろに行ったので(昨年も昼ごろにいくと、お昼時のためか客数が若干少なめでセール初日にしては買い物しやすい)とりあえず、欲しいものは意外とすんなり購入できました。その後、徐々に買い物客が増えてきまして、私が帰るときには出入り口はごった返していました(この入り口のごった返しの効果については、「デパートを発明した夫婦」を読むと100年以上前と変化していないことが良くわかります)。
 で、買い物ついでに状況を観察してたんですが、私の勝手な印象で今年初日に買い物に行って気が付いた点が4つありました。
 1つ目は、非常に福袋が多かったこと。服は当然としてお菓子にいたるまで様々な福袋がいろいろなフロアに大量においてありました。「これでもか!!」というぐらいの福袋の量で、ある程度の売れ残りは覚悟ってとこでしょうか?(まぁ、残ったら解体してさらに販売ってとこかもしれません)
 2つ目は、アウター類のうちコート系がウール物の商品が限られた数しかなく、ポリエステル素材の商品は数・種類ともに豊富であったこと。これは、「暖冬の影響でウール素材自体があまり売れにくい事。雨にぬれるとダメなど、使い勝手がよくないなどの点で敬遠されがち。そもそも、着る回数が少ない」とういう理由があるためという話を複数の店で店員から聞きました。
 3つ目は、中国語を話す人が結構多く買い物に来ていたこと。館内放送でも「台湾からお越しの○○様〜」というような放送がかかっていました。このクリアランスシーズンに合わせて買い物ツアーでも組まれているんでしょうか?電気街に買い物ツアーってのはありますが、百貨店に買い物ツアーというのがアジア圏でも商売になるようになってきたんだなーと実感しました。
 4つ目は、買い物客はそこそこ来ていたものの、実際に買い物袋を持っている人を良く見ていると中サイズの買い物袋を持っている人が大半であり、大きな袋(コートなんかのアウター系ですね)は私が見た限りはほとんど見かけませんでした。いつもは初日にはセールはやらないポールスミスなんかもセールを早めて初日からやっていましたが、やはり、今年はアウター系は売れにくいんでしょう。
 こうやって見ると、買うにはセールが早まったりとお買い得なんでしょうが、実際問題、そこにはお金がまわって無いって事でしょう。