ドキュメント20min「夢見る島」

 NHKで20分だけ放送されるドキュメント番組で通常とは少し視点を変えた放送内容となっている番組ですが、今回放送された九州の佐賀県唐津市の高島という小さな島の「宝くじ」をめぐる内容は面白いものでした。地域おこしとして地元の神社に大当たり祈願をするというアイデアが当たり県外からも大勢の参拝者が訪れるようになったという内容でした。
 ストーリー的にも面白かったんですが、実はこのドキュメントでもっとも興味を引いたのは出てくる参拝者や参拝者目当てに商売をする人達の「顔」なんですね。「顔」はその人を表すとよく言いますが、非常に興味深い「顔」が次々でてきました。商売人の顔、神主の顔、契約してくれた顧客へ宝くじを配るために会社命令で参拝していた銀行員の顔・・・、不思議と「顔」を見ると「その人」が見えるには驚きました。
 映像を見ながら自分自身の「顔」がはたしてどう見えているのか?と思いましたね(笑)