林原の会社更生法適用申請について

 以前に、「千年、働いてきました」を読んだ際に取り上げられていた、トレハロースの製造で有名な林原が会社更生法適用を申請したという報道は、驚きと同時に、もはや日本において企業が本業以外を支援するというのは不可能になったことをまざまざと実感させられた出来事でした。
 不正経理ウンヌンという事よりも、なにがヒントになるのか?もはや、企業はヒントの場を提供する力を無くしてしまい、個々人がそれぞれ自分のお金でヒントを探しに行くという時代になってしまったことが証明されたニュースであったと思います。いかにして、限られた時間とお金の中で個人がヒント探しを続けることができるのか?これから良く考えていかないといけないと思います。