「溝ざらい」へ参加

 この時期恒例の地域一斉参加の田んぼの用水路の「溝ざらい」へ参加してきました。
 ここで興味深い話がありまして、1つ目は実は我が地区のため池から水漏れが発生しているということ。直ちにどうこうという話ではないものの大雨の時などは十分注意する必要があるという事。2つ目は、堤防自体がコンクリート等で舗装されていない池もあるので、今回起こった東日本大震災のような大規模な地震(和歌山の場合は南海沖地震になるでしょうか)が発生した場合は、危険であろうという話。3つ目として、そもそも、現状でも農家の高齢化が進んでいるのに、私の世代が中心の頃には、維持管理を地区だけでやるのは難しい(人的・財政的に)のではないか?という点。
 身近な存在である「ため池」一つとっても根が深い問題を抱えていることを今日は知ることができたのは幸いでした。