BS世界のドキュメンタリー「フラッシュ・クラッシュ〜株取引 超高速化の落とし穴〜」

 今の株取引はミリ秒単位(もっと早いのか?)だそうで、ミリ秒なんてパソコン用語意外で初めて聞きました。さらには、1秒の株取引でやり取りされる情報は2メートルの厚さの紙になるんだそうで、もはや人間が介在する世界ではないようです。
 それにしても、この機械に頼る金融取引で何かしらの不可思議な動きが存在し、それによって明らかに利益を得ているであろう者が存在するのを本番組では指摘していました。これって、公平性という点からおかしいのではないか?と素人考えでは思ってしまいます。逆に言えば、今の金融市場はそんな環境下だということなんでしょう。
 面白かったのは、番組最後にインタビューをした人が口々に「私は株取引はしません」と語っていたこと。「リスクが大きすぎる」からなんだそうです(笑)。