今回の美術展以外で思ったこと

 今回GWの「こどもの日」に出かけたんですが、場所も「あえて」の外した場所ばかり行ったので、そんなに混雑していませんでした。というよりも、電車もそれほど混雑していなかったのが驚きでした。ひょっとすると、電車より車のほうを使ってお出かけってパターンが多いのかもしれないです。
 そして、もっと興味深かったのは、「〇〇のほうが安くつくわな」というフレーズ。これは、家族連れの人が語っていたフレーズで、どうも、外食よりも、どこそこのスーパーで食材を買って家で食べるという事のようで、外食で食べるより家で食べたほうが安くなるってことなんだと思います(おそらく、材料買って作って食べるんじゃなくて、惣菜を買って、寿司を買って食べるってことだと思います)。ひょっとすると、連休最終の日曜日に外食に行くのかもしれないですね。
 今回一番印象的だったのは小磯良平記念美術館で、偶然小学生向けのイベントに出くわしたんですが、マリー・ローランサンの絵の前で学芸員(?)が出席の小学生に「この絵をみて何を感じるか?」を聞いてそれを子供たちが自由に発想して「なんだか宇宙人みたい」みたなやり取りをしていました。
 今のこの世の中、想像力が大切になってくるのは強く日々感じるんですが、子供の頃から、このように「本物・実物」を見ながら自由に発想する事を経験しているのとしていないのとでは、後々、視野が狭くならず、自由な想像力が養われる基礎となるんではないかと感じました。