BS世界のドキュメンタリー「シリーズ ビンラディン殺害1年」

以下のドキュメントシリーズをみました。

これまで私がよく知らなかった事実が幾つか今回わかりました。
 アフガン攻撃の際に、実はかなりの確率でビンラディンを補足できていた可能性が高かった点。しかし、なぜか、作戦時の兵力の増派は却下され*1、補足できるかできないかの肝心の場面では、実は正規兵士が60人ほどしかおらず、しかたがないので現地の民兵を雇って作戦が実行され当然のごとく作戦は失敗した事実。また、昨年のパキスタンでの奇襲作戦においても、特殊部隊のヘリ1機が不具合のより不時着する事故を起こしていた事実。
 本番組シリーズを通してみると、この「ビンラディン追跡の20年」というのはあまりにも不透明なことが多すぎるように感じます。真実が解明されるにはさらに何十年という年月がかかるのでしょうか?

*1:現地の指揮官はインタヴューで「要請は国防長官に却下された」と答えており、当時の国防長官は「そんな要請は無かった」と答えている。