ETV特集「“小さな金融”が世界を変える〜アメリカ発 元銀行マンの挑戦〜 」を見て

 教育テレビで放送された「“小さな金融”が世界を変える〜アメリカ発 元銀行マンの挑戦〜」というドキュメントを見ました。元東京銀行の銀行員であった枋迫篤昌さんという方が、通常の銀行では顧客とみなされない移民貧困層の人たちの「母国への送金」というお金の流れに着目した新しいビジネスについて90分番組で放送されました。
 私が、ここ最近見ましたTVドキュメントの中では群を抜いて考えさせられると同時に「眼から鱗」の内容であり、「お客様のために」というのは本当はどういうことであるのか?「金融」の本来の姿とは?「経済活動」の本来の姿とは?という根源的な問いに対する明快な答えが映像を伴ってリアルに視聴する側に伝わってきました。今後の、社会の動きを考えた場合、枋迫さんが行われていることから驚くほどの多くの示唆を見出すことが出来ると思います。
 見逃したという方は、有料とはなりますが、NHKオンデマンドにて視聴できるようなので、是非視聴されることをオススメします。