世界的な浮世絵のコレクションで有名なボストン美術館の葛飾北斎の作品が日本に里帰りし、神戸で公開されるということで見に行ってきました。やはり、これら版画の作品群は海外のほうが圧倒的に保存状態が良いようですね。綺麗な発色そのままに江戸から時間…
3月に発生した、台湾の国会議事堂を大学生が選挙するという事件を取材した番組です。事の発端は、中台間の自由貿易協定に対する反発から起こった事件ですが、多いときには30万人が参加するという大きな動きにまで発展した事実を見ると、台湾社会の現状に…
高齢化による人口減少のみならず、若年女性の大都市への流出による出生率の低下など複合要因により地方都市が「消滅する」という予測。そして、大都市に若年女性が流出するものの、大都市では長時間の労働などによる出会いの場の減少などの要因により女性の…
毎年、春と秋に行われている(夏と冬も規模は小さいながら行われています)期間限定の特別公開。過去には冷泉家などを見てきましたが、今回は、長谷川等伯派の作品が公開されるということで、妙蓮寺と本隆寺を見てきました。 どちらのお寺も住宅街の中に思っ…
『スウェード「ブラッドスポーツ」』 『アルカライン・トリオ「マイ・シェイム・イズ・トゥルー」』 『ザ・フラテリス「ウィ・ニード・メディスン」』 『ハイム「デイズ・アー・ゴーン」』 『ジャスティン・ティンバーレイク「20/20 エクスペリエンス」』 『…
昨日、OKUMUと「アンドレアス・グルスキー展」を見に行ってきましたので、その感想です。まず、一言で言いまして、良い展覧会でした。今最も高額で市場取引されるという写真家で、ドイツ出身のアンドレアス・グルスキー氏の日本での初めての写真展とい…
この日は、雨の予報だったのですが、京都は雨は降らなかったので、一度訪れたいと思っていた桜の時期の哲学の道に行ってきました。もっと人が多いかな?と思ってたんですが、この日は結構気温が低かったので想像よりは混雑していませんでした。 面白かったの…
大阪市が所有する日本の近代絵画の代表作を展示する展覧会でした。大阪市は日本画や洋画、石仏、東洋陶器など豊富なコレクションを所有しており、今回の展覧会でも、今まで見たことの無い作品がいくつもあり、興味深く観覧できました。
「桜」に焦点を当てた展覧会で、横山大観にはじまり、上村松園、竹内栖鳳、加山又造などなど結構多くの作品が展示されており、なかなかよい展覧会でした。やはり、日本人には「桜」という題材は特別な感情を抱くものなのも一因なのかもしれません。
『ステレオフォニックス「グラフィティ・オン・ザ・トレイン」』 『ザ・ルミニアーズ「ザ・ルミニアーズ」』 『ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン「テンパー・テンパー」』 『アリシア・キーズ「ガール・オン・ファイア」』 『クリストファー・オウエ…
以前にNHK日曜美術館で放送されていた版画家で、無くなりゆく江戸から明治初期の全国各地の風景を版画で残していった川瀬巴水の展覧会でした。行ってみて驚いたんですが、だいたい、百貨店の展覧会は年配の観覧者が多いんですが、今回は非常に幅広い年齢…
昨年に世田谷区美術館で開催された展覧会の京都における展覧会で、高島屋創業の地である京都での展覧会です。資料によると、高島屋は最初は非常に小さな店舗からスタートしたようで、松下幸之助が土間から創業したように、また、現在私が勤めるスーパーマー…
こちらも1月末に行ってきました。ターナーといえば、夏目漱石も「坊ちゃん」などの作品にも登場させることがある名前であり、イギリスにおいて、もっとも有名な画家の一人であるといえます。ターナーといえば風景画のイメージがあり、実際に見てみたいという…
ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース「サイケデリック・ピル」 ニュートン・フォークナー「ライト・イット・オン・ユア・スキン」 中島みゆき「十二単 〜Singles 4〜」 ブルーノ・マーズ「アンオーソドックス・ジュークボックス」 ジェイク・バグ「…
こちらは1月末に行ってきました。フランスの現代美術で有名な国立のポンピドゥ・センターのコレクションがやってくるというあまりない機会ということもあり、結構楽しみにしていました。 まぁ現代美術なんで難解なもの(?)もあり、一応それぞれの作品には…
こちらも1月に行ってきました。後期の展示となり、結構な数が展示替えとなっており、改めて訪問する価値があると判断して、展覧会では私自身初めて2度目の訪問となりました。それにしても、凄い人・人・人。作品を見に来たのか?人の頭を見に来たのか?よく…
1月に行ってきました。福知山出身の日本画家、佐藤太清の回顧展です。幼少期より非常に繊細な作品が目を引きますが、特に雪の降る東大寺大仏殿を描いた作品など「雪」をテーマに描いた作品が心を打ちました。忙しい毎日の中、このような素晴らしい作品と出会…
年明けからはや1ヶ月。更新することができずそのまま放置してきましたが、ようやく時間ができたので今日はがんばって更新します。 とりあえず、近況の報告から言いますと、21日付で勤務地が異動になり会社的にもまったく未知の領域となる移動販売という分野…
ここ数週間、OKUMUや高校時代の友達、はたまた、勤め先の人との忘年会、転勤した人のところへ顔を出しに行ったりとなんだかんだで人と会う機会が多かったんですが、変わっていないようで時間は経過し、人も変化するんだなーというのを強く実感したここ…
Aimee Mann「Charmer」 Dinosaur Jr.「I Bet On Sky」 Elle Varner「Perfectly Imperfect」 Aerosmith「Music From Another Dimension!」 Christina Aguilera「Lotus」 Donald Fagen「Sunken Condos」 Da Crown「Stitches In The Flag」 The Beach Boys「Gre…
こちらも今年の目玉の展覧会「竹内栖鳳」の大規模な回顧展です。日本画の巨人であり展覧会ではよく1点や2点は見る機会があったりするんですが、実際に幼少期からスケッチにいたる資料を晩年期までに一堂に集めた展示はなかなか行われることは無く、また、有…
今回のメイン。皇室の名品展です。美術館のほぼ全フロアを使用した大規模な展示となっており、その上に一つ一つの作品のレベルが極めて高い!時間が無かったのでやや駆け足になってしまったのが非常に残念ですが、凄いの一言でした。 現在は展示内容が半分以…
11月の末にOKUMUと美術展と東福寺にいってきたのでそのレポートです。東福寺といえばいわずとしれた京都における紅葉の名所。11月29日に行ったのですが、今年の紅葉はすでにピークを過ぎており半分以上が散ってしまっていました。にもかかわらず、結構…
今回初めて集中して円山応挙の作品群を見ることができたのですが、円山応挙という人は非常に幅の広い多岐な作品を残しているというのがはじめてわかりました。屏風絵や掛け軸なんかのイメージだったんですが、後ろから明かりを灯すと提灯や星空がきらめく趣…
私が、この国立国際美術館へ行くようになってから初めて知った作家なのですが、今回、大規模な回顧展が開かれるということで見に行ってきました。 入口に「初めて目にする方は表現方法に驚かれるかもしれません」というような旨の注意書きがありました。私の…
昭和を代表する写真家。土門拳の戦前から高度成長期までの「子供」に被写体を絞った展覧会でした。社会の鏡である子供の世界。戦前の都市部と農村の格差、戦争中の子供目線で見た学校、戦後の混乱期に厳しい環境下においてもたくましく生活費を稼ぐ子供、高…
10月の初旬になりますが、神戸へ橋本関雪展とプーシキン美術館展を見に行ってきました。プーシキン美術館は、ミレーなんかの時代から、ピカソがゴッホの時代など結構幅広い展示となっており、結構楽しめました。 それ以上に良かったのは橋本関雪展。これは…
日本人も犠牲になった事で記憶にも新しいアルジェリアの石油プラント襲撃事件。この事件の犯人の中にカナダで生まれ育った人物が2人含まれていたという事実*1や、ボストンマラソンで起こったテロ事件においても、カナダ生まれの人物が犯人だったという事実…
7年ごとに記録する長期取材番組である「7年ごとの記録」。今回はその最新版が放送されました。個人的には「そうか、もう前回の放送から7年が経過したんだなー」というのが正直な感想ですね。 7歳・14歳・21歳・28歳と全国各地の13人の人を7年ご…
今年おそらくNo1の本になるんじゃないかと思います。かなりの大作の本書。全部で500ページほどあるんですが、あまりにも面白いので一気に読んでしまいます。 アフリカのソマリアと聞けば、イメージ的には崩壊国家という文字が浮かぶんですが、はたして…