2010-01-01から1年間の記事一覧

美術館「えき」KYOTO「モーリス・ユトリロ」展

その後、京都駅へ移動し、「モーリス・ユトリロ」展を鑑賞してきました。ユトリロといえばパリの街角の建物風景というのとアルコール依存症がイメージだったんですが、実際、年表を見ると12歳のころから複雑な家庭環境が影響してアルコール依存症だったよ…

京都国立近代美術館・常設展

で、今度は道を挟んで反対側にある国立近代美術館のほうの常設展を見てきました。ここの、常設展コーナーはこれまで何回か見てきたんですが、定期的に入れ替えを行っているため常に新しい物が見れて、それでいて入館料も常設展のためお安い(笑)ので、ここ…

京都市美術館「京都日本画の誕生−巨匠たちの挑戦−」

引き続いて、同じ京都市美術館で開催中の「京都市立芸術大学130周年記念 京都日本画の誕生−巨匠たちの挑戦−」を見てきました。どちらかといえば、こちらの展覧会は専門的な要素が強いように私は感じました。 戦前の教員達の描いた「手本丁」なんかが展示…

京都市美術館「高島屋百華展」

まずは、本日のメイン。「高島屋百華展」の感想です。高島屋といえば美術部の存在が大きく、「美術関連に強い」と言われたりしますが、今回、難波の大阪高島屋東別館にある資料館より所蔵品2万点のうちから厳選した約100点が出展されています。 最初に観…

秋の美術鑑賞第1弾・京都方面へ展覧会を3つ

本格的な秋にはちょっと早いですが、芸術の秋の美術鑑賞第1弾として京都へ京都市美術館へ「高島屋百華展」「京都市立芸術大学創設130年記念・京都日本画の誕生−巨匠たちの挑戦−」JR京都伊勢丹・美術館「えき」KYOTO「モーリス・ユトリロ展」の3つを見て…

最近の9月の出来事に思うこと

今月は、身近なところでは和歌山でのレジ袋無償配布再開に始まり、世の中的には司法権という国家権力における実態がむき出しとなったある意味のターニングポイント的な月だったように思います。 今回よくわかったのは、「自分に都合が悪い事が起こるなり始ま…

宇宙からの帰還 (著)立花隆 (出版)中央公論社

最近、「ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験」を読んだこともあり、本当に久しぶりに(たぶん、高校生のとき以来じゃないでしょうか?)「宇宙からの帰還」を読み直しました。 読み直してまず驚いたのが、内容に古さが無いのはさすがなのですが、「ドキュメン…

稲刈り第1弾

毎年恒例の稲刈りを先週より始めました。我が家は台風襲来時の問題もあって、刈り取る時期をずらすために複数の品種を植えてあるので、今年は3回に分けて稲刈りを行います。 で、その1回目を先週より行ったのですが・・・、この時期に、これまでに経験した…

久しぶりに「妖怪画談」を読む

10年ぶり、いやもっと前でしょうか?バブル経済が破裂して数年たった1992年に新書としては異例のヒットとなった水木しげるさんのカラー版「妖怪画談」を久しぶりに読みました。実を言いますと、この「妖怪画談」は「続・妖怪画談」「幽霊画談」「精霊…

レジ袋有料化の中止

昨年2月より和歌山県では一部のスーパーを除いてレジ袋が有料化されていたんですが、この9月よりこの取り組みが足並の乱れという理由で解除され、実質的にレジ袋の無償配布が再開されました。 これで、和歌山県下のスーパーにおいては同条件での営業という…

Arcade Fire「The Suburbs」

今年に入って購入した2枚目のCDアルバムです。「郊外」というタイトルのこのアルバムはコンセプトアルバム形式となっており、「郊外」というイメージの通り、古いものが破壊されどこも同じような町並みが生産される中で、その中からいかにして新たな道を…

あせるな危険

「あせるな」というのは私自身のことではないんですが(正確には自戒を込めてですが)、昨日、原付を運転していると突然目の前の反対車線から車がいきなり猛スピードで無理な追越をしてあやうく衝突されそうになり、その車はそのまま走り去りました。私が急…

ネット環境を光ファイバーに変更

既に1週間以上経過していますが、とうとう我が家もネット環境を光ファイバーに変更しました。正直、最後の最後まで粘るつもりだったんですが、営業マンにうまく乗せられてADSLから光回線に移行となりました。約1週間利用していますが今のところノント…

今後の注目の展覧会の予定を更新

今後の行きたい展覧会の予定を更新しました。(今後の注目の展覧会の予定)今回は、新たに3件追加しています。

その他の感想

さて、今回のその他の感想ですが、この夏の暑い時期の奈良などへの盆地へ出かける際は必ず帽子は当然のこととして、日傘が非常に有効であるというのが今回よくわかりました。 また、阪神なんば線を利用して奈良から神戸へ移動したんですが、これも明らかに行…

兵庫県立美術館「水木しげる・妖怪図鑑」展

奈良を後にして、阪神なんば線を利用し奈良から直通で今度は神戸方面へ移動して、本日のメイン「水木しげる・妖怪図鑑」展を見てきました。 最初に観想を言いますと、私が、水木先生の漫画が好きである点を差し引いても「非常に良かったです」。 原画が88…

奈良へ大仏・春日大社見物

平城京遷都1300年祭が行われている奈良へ行くのに、なぜに、メイン会場の平城京跡をはずして大仏と春日大社なのか???それは、この猛暑の中、あの影の無い広い会場を歩いていくのはつらいという現実的な判断からだったんですが、しかし、この春日大社…

夏の美術鑑賞第3弾、奈良および神戸へ

高校時代の友人OKUMUと奈良と神戸へ行ってきました。なぜに?奈良?というところがあると思うんですが、奈良にちゃんと観光に行くとなると小学校の奈良遠足以来ということで、大人となった今改めて奈良を訪れてみると何か新しい発見があるのかもしれな…

その他の感想

さて、これまで書いてきた以外のその他の感想ですが、まず、滋賀県へ行ったときに気が付いたのは電車の乗客が若者が多いこと。子連れの人が多く見受けられた点。滋賀県は工場の立地が進んでいるので、子育てをする人も多いのかな?と感じました。 京都の暑さ…

京都国立近代美術館コレクション展

昨年、ボルゲーゼ美術館展に来た際に、常設展をみてそのレベルの高さに驚いた京都国立近代美術館ですが、今回も常設展も見てきたのですが、今回も良かったです。河井寛次郎の作品には改めて圧倒されてしまいました。日常生活の道具である皿や急須、壷などに…

「生存のエシックス」展

今回はさらに美術展が続きます(笑)。といっても、道を挟んで市立美術館の反対側に国立美術館があるので、せっかくなのでということで見てきましたというのが本当です(笑)。 で、「生存のエシックス」展なんですが、なんのこっちゃ???と思うんですが、…

「京の閨秀・女流・女性画家‐担ったもの/担わされたもの」

さて、同じく京都市美術館で開催中の常設展も今回見てきたのですが、こちらもなかなか良い展覧会でした。上村松園を筆頭に京都に縁のある女性画家を集めた展覧会で構成されており、力強く、たくましく、芯のある女性が女性の画家の目を通して描かれていまし…

「ボストン美術館」展

さて、滋賀を後にし、京都へ移動。そして、本年度最大の注目の展覧会である「ボストン美術館」展を見てきました。結論を最初に言いますと、「期待が大きすぎた」という感想になります。 お客さんの入り具合ですが、昨年のルーブル美術館展と比べると若干少な…

「ロトチェンコ+ステパーノワ─ロシア構成主義のまなざし」展

滋賀県立近代美術館まで「ロトチェンコ+ステパーノワ─ロシア構成主義のまなざし」を見に行ってきました。昔々、高校のときに学校の用事で滋賀の膳所高校というところまで行ってきた記憶があるんですが、その膳所高校のある駅から2駅目の駅で下車してバスに…

夏の美術鑑賞第2弾

夏の美術鑑賞第2弾として、今回は滋賀と京都方面へ行ってきましたので感想を書いていきたいと思います。しかし、猛暑の今年、滋賀も京都も暑かったです。特に京都の暑さは尋常では無いですね・・・。あの厳しい暑さの中、自転車に二人乗りして街を走ってい…

「ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験」 大鐘良一 小原健右 光文社新書

本書は、昨年実施されたJAXA(日本宇宙航空研究開発機構)の約10年ぶりとなる宇宙飛行士採用試験の密着ドキュメントの書籍化したものです。私は昨年にドキュメントとしてTV放映された際に、この番組を実際見まして自分自身の日常生活において非常に示唆の…

「ヤノマミ」 国分拓 NHK出版

南米ブラジルのアマゾン奥深くにて古代からの生活を守り続ける「ヤノマミ」族に約150日にわたって密着取材したNHKディレクターのドキュメントの書籍版です。以前にTVで放映されたのですが、私は残念なことに見逃してしまいました。それもあって、本書を購…

宮井平安堂の本店の変化

先日、久しぶりに和歌山市本町にある宮井平安堂本店へ行ってみたところ、なんと、書籍部門が閉鎖されていました。具体的には、書籍が販売されていた建物自体が閉鎖されており、文具売り場と音楽教室のみが営業を続けている状態となっていました。 これで、マ…

国立国際美術館「束芋 〜断面の世代〜」展

私は、国立国際美術館でここ3年ほど、ちょうど夏の時期に若手の現代作家の展覧会を見てるんですが、今回も私の全く知らなかった「束芋」という方の作品(主に、アニメーション映像作品)の展示が行われていました。これまで、塩田千春氏、やなぎみわ氏と見…

国立国際美術館「横尾忠則全ポスター」展

さて場所を大阪・国立国際美術館へ移動し、本日のメイン。「横尾忠則全ポスター」展を見てきました。 最初に感想を言いますと、あまりに膨大な数(全部で800点)のポスターの展示内容となっており、まさに圧巻の内容でした。「冒険王」の異名をもつ横尾氏…